有機酸で出来ている尿石除去剤だから安心?・・・NO!
有機酸だから安全、そんな謳い文句をよく見かけます。
でも有機酸だからといって安全とは限りません。
蟻酸、石炭酸…有機酸の中でも腐食性が高いのもたくさんあります。
また弱い有機酸は効力が低く、肝心の尿石除去効果を発揮できない可能性があります。
硝酸タイプで塩酸ガスがでない尿石除去剤。だから安全?・・・NO!
硝酸タイプなら当然の如く塩酸ガスは出ません。
しかし代わりに「硝酸ガス」を発生させます。
塩酸だから危険? その他の酸なら安全という認識は間違いです。
劇物は強力、非劇物は弱い?・・・NO!
劇物タイプの尿石除去剤、危険だと分かっていても強力だから使用する。
確かに酸単体なら濃度が高ければ高いほど強力です。
しかし組み合わせる助剤により、効力を近づけることは可能です。
尿石除去剤「トレストン」の優れた特長
非劇物なのに、劇物品と同等の力!
最も尿石の分解能力が高いといわれる、塩酸濃度は20%前後です。
トレストンは塩酸濃度が9.9%と半分以下の濃度になりますが、
当社の実験では塩酸20%品と同等の力を発揮することを確認しております。
有機酸(トリカルボン酸)との相乗効果!
非劇物で劇物と同等の効果を得る秘密は有機酸(トリカルボン酸)との相乗効果からです。
無機と有機が組み合わさることにより、それぞれの欠点を補い尿石除去効力を倍増させます。
最新技術!塩酸臭のしない尿石除去剤!
塩酸主体なのに塩酸臭がほとんどしない、特殊技術が使われております。
反応時の刺激臭がほとんどしません。 同塩酸濃度の商品と比べますと違いが確然にわかります。
腐食防止剤入りで配管を傷めない安全設計!
酸はどうしても金属を腐食する力を持っています。
トレストンには金属腐食防止剤が配合されており、配管などの金属素材を傷めない様に工夫されております。
尿石除去剤「トレストン」の使用方法
トラップをそのままで使用する場合
トレストン1本を便器内に投入してください。
5分程度で反応が現れ、30分で尿石が柔らかくなり除去されます。
トラップを浸け置きする場合
トレストンを適当な容器にトラップが浸かる程度入れ、約30分反応させて下さい。
泡立ちながら反応し、尿石が溶け出します。 柔らかくなった尿石はパットやブラシで軽くこすって下さい。
尿石除去剤「トレストン」の溶解速度試験
トレストンの溶解速度試験を行いました。
トレストンと他社商品を100g用意します。 他社商品は劇物の塩酸濃度が20%の商品です。
溶解速度を見るために尿石の成分と似た組成である貝殻を溶かす速度を測定します。
貝殻を入れ、浮いてこないようにガラス棒で押さえます。 この状態で5分間待ちます。
5分後に取り出したところです。
トレストンの方はほとんど溶けています。
他社商品も溶けてはいますが、まだ形が残っています。
このように劇物である塩酸20%品よりもスピードは速くなっています。
トイレ清掃の現場ではこの溶かす速さというのは非常に重要な項目となります。
尿石除去作業のスピードを速くすることで作業効率があがります。